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今年の三月に中絶を経験し、今私の求めること


今年の三月に中絶を経験し、その時間を通して日本の中絶医療の選択肢の少なさを身を以て感じて、いろんなことを調べていたときにこの取り組みに出会いました。なんで、なんで!と心の中で感じていたことに対して、実際にこの取り組みがすでにあることに感動して、自分も声を集めて、国に届けたいと思いました。



交際相手はフランス人で、彼は中絶するための薬が市販されていないこと、避妊のための道具としてコンドームが一般的なこと、中絶へかかる費用の負担の大きさを心底驚いていました。(海外では、ピルのほかパッチなど、いろんな選択肢で女性が避妊をできるのが一般的で、女性の選択肢の多さや負担の少なさが全くもってちがうこともパートナーを通じて、初めて知りました。)



妊娠・中絶にまつわることは、性交渉をしたものの責任だ、と一緒くたに説き伏せられることが多いですが、性交渉中にコンドームが破けてしまったり(わたしはおそらくこのパターンでした)、故意ではない妊娠というのはどんなに気をつけていても、ゼロにできません。そして、中絶を喜んで選択する女性なんて一人もいないと思います。望まない妊娠でも、悲しいものです。



それまでの人生では私自身、特に感じることのなかった違和感が、自分の妊娠を通じて浮き彫りになって、なんでこんなに精神的にだけでなく、経済的にも負担がかかるんだろう?と疑問を持つようになりました。お金がなく、経済的に子育てが難しいという理由で中絶を選択することだってありうるのに、なぜこんなにも金銭的な負担が大きいのかと。もっと若い10代、二十代前半の女性たちが、自分の望まない妊娠をしたときに経済的にも、社会的にも、そして一番近い家族との関係まで気をつかいながら、のりこえていかなければならないのは、とてもしんどいなあ。。。と、漠然と思ってしまいました。



社会的な偏見に対する恐れなど、自分が想像していた以上に自分自身、今もトラウマになっているように感じます。向き合うことを選択した女性に、もっと協力的であってほしいと感じています。。



・教育の改善/タブーの払拭 命は軽いものではない、という教育のもと、中絶が良しとされていない世の中は、日本では今もありますが、そういうならば、もっと緊急避妊薬や避妊方法など、いつかのための選択肢をちゃんと教える教育をこれからの世代にちゃんとやっていってほしい。性行為、避妊、などの言葉を教育者(学校の先生)などが話せない世の中になってほしくない。ちゃんとした情報を子供の頃から伝えてほしい。



・国の女性の権利への理解/選択肢を増やしてほしい そして、物理的に女性の選択をもっとできるようにしてほしい。避妊の方法、中絶の方法。経済的な負担が大きくて、一人では対処しきれない。


これが、今私の求める大きく二つの点です。



27才女性




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